シャンプー

安いシャンプーは頭皮に良くない

私はシャンプーを使わずに洗髪する「湯シャン」&2~3日に一度のアミノ酸系シャンプーという生活を続けています。

 

そのおかげもあって、髪の毛がさらに増え、髪の毛が太くなりました。

 

ですから薄毛に悩む人々は安いシャンプーを使わない洗髪をおススメします。

 

なぜ安いシャンプーは頭皮に良くないのでしょうか?

安いシャンプーには界面活性剤が使用されている

全てのシャンプーには界面活性剤が使用されています。

 

界面活性剤にも種類があり、身体にとって危険な物もあれば、刺激が少なく安全性の高い物などもあります。

 

界面活性剤とは簡単に言うと「水と油を混ぜてくれる成分」です。

 

油汚れは水ではなかなか落ちませんが、界面活性剤を入れることで、水と油が混ざり、汚れを洗浄してくれるのです。

 

界面活性剤の中でも、シャンプーで良く使われているのが

「合成界面活性剤」

「石鹸」

「アミノ酸系界面活性剤」

の3種類です。

 

詳しくはアミノ酸系シャンプーが育毛にいい理由をご覧ください。

 

ドラッグストアなどで売られている200~1000円くらいの安いシャンプーは、すべてと言っていいほど、「合成界面活性剤」が使用されています。

 

また、育毛シャンプーに多い値段も高価な「アミノ酸系シャンプー」は、頭皮に安全と言われています。

 

石油系の成分を使っている合成界面活性剤と、天然成分が由来のアミノ酸系界面活性剤は、頭皮や髪の毛にとっての影響は天と地ほど違います。

 

では合成界面活性剤で頭皮を洗浄することで、どのようなダメージが与えられるのでしょうか?

安いシャンプーは頭皮のバランスを崩す

合成界面活性剤で頭皮を洗浄する事で、頭皮にダメージを与えるだけでなく、頭皮の皮脂を必要以上に脱脂してしまい、本来の人間の頭皮の状態のバランスを崩してしまいます。

 

強い洗浄力で皮脂を失った頭皮は乾燥し、毛根にもダメージを与えます。

 

また、突然皮脂が不足した頭皮は、あせって多くの皮脂を作ろうとします。

 

その結果、1~2日シャンプーしないだけで髪は皮脂でベタベタし、かゆみが出たり、匂ったり、フケが出たりするのです。

頭皮があせってたくさんの皮脂を作ろうとする際、毛根の皮脂腺が発達していきます。

 

皮脂腺とは毛根にある「皮脂を作る細胞」ですが、皮脂腺を発達させるために、本来髪の毛にいくはずの栄養素が皮脂腺に吸収されてしまいます

 

髪の毛は、毛細血管が毛根に栄養を与えて育っていきます。

 

その栄養が毛根内の皮脂腺ばかりに行ってしまえば、髪の毛は栄養不足となって成長が阻まれ、育毛に大きな影響が出てしまうのは当然です。

 

そのためシャンプーするほど髪の毛は細くなり、減っていき、薄毛になるのです。

 

つい50~60年前まではシャンプーというものはなく、人々は1か月に1回程度、小麦粉などで髪を洗うだけでした。

 

「毛穴の汚れや皮脂の詰まりが抜け毛の原因」などとシャンプーのCMなどで言われています。

 

確かにそれは一理あるのですが、それが「シャンプーしないと取れない」という印象を与えているのは間違いです。

 

シャンプーしないと毛穴に汚れや皮脂が詰まってハゲるのであれば、50年以上前の人々は多くの人がハゲていることになります。

 

また、安いシャンプーに配合されているシリコンや合成ポリマーはツヤ・ハリ・コシのある髪の毛になりますが、決して髪の毛にいい物ではありません。

 

合成界面活性剤のシャンプーを使用しなければ、頭皮は本来のバランスで皮脂を生成し、バランスの良い頭皮環境を作るのです。

 

安いシャンプーは頭皮を薄くする

合成界面活性剤は頭皮のバリアを破壊し、頭皮の新陳代謝が衰えることで頭皮は徐々に薄くなっていきます

 

実際に、薄毛を気にしてシャンプーで一日2回も3回も洗髪する人ほど、頭皮が薄く髪の毛自体も細い人が多いそうです。

 

本来頭皮には、死んだ角質細胞内に含まれる天然保湿因子と、脂溶性の細胞間脂質によって、皮膚の外部からの異物の侵入を防ぎ、皮膚内部の水分の蒸発を防ぐというバリア機能が備わっています。

 

界面活性剤はそれらバリアも洗浄・破壊することで、頭皮は保湿がしにくくなり乾燥します。

 

乾燥した頭皮は細胞が生まれる環境に適しておらず、新しい細胞が生まれにくくなります。

 

その結果、頭皮は新陳代謝が衰えて、徐々に薄くなっていってしまうのです。

 

薄くて乾燥した頭皮に、毛根はしっかりと根付きません。

 

毛根がしっかりしなければ、当然しっかりした髪の毛は生えません。

 

その結果、産毛のように細くて弱い髪の毛しか生えて来なくなってしまうのです。

湯シャンかアミノ酸系シャンプーがおススメ

私は湯シャンをお勧めしていますが、中には湯シャンが苦手な人もいます。

 

脂性肌(オイリー肌)な人は、湯シャンだけでは皮脂が取れにくく、ベタベタした感じの髪の毛になってしまう人もいます。

 

また、髪がパサパサしたりゴワゴワしたりして、汚らしく見えてしまう人もいます。

 

かといってワックスなどの整髪料を使うと、湯シャンだけでは添加物が落ちないので、逆効果になってしまいます。

 

ですからワックスや整髪料を使わないとペタッとなりすぎたり、バサバサ・ゴワゴワしてしまう人は、どうしてもシャンプーを使いたいと思います。

 

そんなシャンプーを使いたい人には、アミノ酸系界面活性剤を使用しているアミノ酸系シャンプーで合成防腐剤不使用、ノンシリコンの無添加・天然成分のみ使用のシャンプーがお勧めです。

 

肌への刺激も少なく、皮膚への安全性も高いため、頭皮にもさほど影響がありません。

 

アミノ酸シャンプーは、市販のシャンプーに比べ値段が高いです。

 

しかし、頭皮へのダメージ、薄毛の事を考えれば、石油系の合成界面活性剤やシリコンの配合されたシャンプーは、絶対に使わないようにしましょう。

 

また、アミノ酸シャンプーと謳いながら、洗い心地を良くするために、合成界面活性剤も配合しているシャンプーもありますので、成分などをきちんと確認して注意しましょう。

 

アミノ酸使用の界面活性剤というのは、合成界面活性剤に比べ洗浄力がマイルド(弱い)です。

 

そのため、洗い心地が悪い、洗ってもベタベタした感じが落ちないという人もいます。

 

しかし、それは最初の数週間で収まります。今まで洗浄力が強いシャンプーを使っていた分、皮脂の分泌量が多いのです。

 

数週間もすれば多くの人は、皮脂が正常な分泌に戻るので、ベタベタ感が無くなる人も多いはずです。

 

髪や頭皮に最高のシャンプー