僕は現在39歳ですが、20年以上前の18歳頃から25歳くらいまでは、金髪にしたり茶髪にしたり、常にカラーリングやブリーチをしていました。
また、パーマを同時にかけたりする事もあり、髪の毛にとって負担になる事ばかりしていました。
その頃の髪の毛は相当傷んでいました。
お風呂に入って洗髪で髪の毛が濡れた時に、髪の毛を引っ張るとゴムのように伸びたりしてました。
元々猫っ毛で髪の毛が細く、「将来ハゲそう」と言われていたにも関わらず、髪の毛がハゲそうなことばかりをしていたのです。
25歳くらいからほとんどカラーリングなどしなくなったのは、髪の毛が薄くなってきたからなのです・・・。
その後はハゲないようにパーマもカラーリングも止めたのですが、29歳にはさらに薄くなってしまいました・・・。
詳しくは→若ハゲ予備軍だった私がついにハゲた
僕が他の人よりも若くしてハゲたのは、こうしたカラーリングやブリーチ、パーマなどが原因なのでしょうか？
しかし友人達も、同じようにカラーリングやパーマなどをし続けているのに、まったく薄くならない人もたくさんいます。
カラーリング剤やブリーチ剤、パーマ液などの薬剤が薄毛の原因になるのでしょうか？
カラーリングやパーマでハゲることはない
同級生で、現在は有名な東京都内の美容室の店長をしている友人に聞いたことがあります。
その友人は仕事柄、４０歳近い今でもしょっちゅうパーマをかけていたり、茶髪にしていたりします。
しかし全く薄毛にならずフサフサなので、いつも「若い！」とか「カッコいい！」とか言われていて、女性の固定客も多く、正直腹が立っています。
そんな彼に「髪の毛をカラーリングしたりパーマをかけたりするとハゲる可能性ある？」
と聞いたところ「正直関係ないよ」と言われました。
「確かに今生えている髪の毛は傷むから、切れたりバサバサになったり細くなったりする可能性はあるけど、それで髪の毛が薄くなることはない」
ときっぱり言われました。
何千人という人の髪の毛を扱ってきて、毎月のようにカラーリングをする女性は大勢いるが、そういう人が、徐々に薄くなっていくということはない。
また男性でずっと金髪にし続ける人もいるが、そういう人たちが薄くなりやすいかというと、そうでもない。
カラーリングなど全くしないのに薄い人も多く、カラーリングやパーマと相対関係があるとは考えられない。
との事です。
やはり、カラーリングやパーマも直接ハゲの原因になるのではなく、「結局ハゲる人は何してもハゲる」が有力なようです。
もちろん髪の毛や頭皮を傷めるのは事実です。
しかしカラーリングやパーマなどは、シャンプーや飲酒・喫煙、食事のように毎日する事ではありません。
ですのでそれがハゲる原因になるのは考えにくいそうです。
髪の毛が傷んだからハゲるという事はない
カラーリングやブリーチ、パーマをすれば、当然髪の毛は傷みます。
僕も金髪時代は、髪の毛がびよーんとゴムのように伸びていました。
しかし、今生えている髪の毛が傷んだからといって、その後髪の毛が生えなくなってハゲるということはないようです。
爪をいくらヤスリで削って傷つけたって、新しくきれいな爪は生えてきますよね？
それと一緒です。
頭皮が多少傷ついてもハゲるわけではない
例えば夏の間、外仕事をしている人は、腕毛とその毛穴は紫外線で相当傷みます。
しかしそれで腕毛がどんどん薄くなって、生えなくなるという事はあるでしょうか？
毛穴が多少傷んだからといって、毛が生えなくなるということはありません。
残念ながら、頭皮に液剤が数か月に１回付いたくらいで、髪の毛がハゲるということはないのです。
シャンプーのように、毎日繰り返し皮脂を過剰に脱脂し続ければ、頭皮は傷み、皮が薄くなり、血行が悪くなり、薄毛になるのはわかります。
でも脱色なんてせいぜい２か月に１度くらい。
それがハゲの原因になってしまうなんて可能性は少ないのです。
砂糖は体に悪いです。
確かに毎日大量の砂糖を摂取したら病気になるでしょう。
しかし、「月に１回食べたアイスが原因で病気になりました」という話は聞いたことがありません。
それと同じです。
多くて月に1度の薬剤の刺激でハゲてしまったら、カラーリングをしている人のほとんどはハゲるはずです。
しかし、女性はカラーリングしている人が多いのに、薄毛が男性より圧倒的に少ない。
薬剤が本当に薄毛の原因になるなら、もっと薄毛の女性が多くてもおかしくないはずです。
特に若い女性で毎回カラーリングをしている人は多いはずです。
それでも結局ハゲが男性に多いのは、男性ホルモンが影響しているのです。
カラーリングやブリーチがハゲを加速させるか？
では元々ハゲる要素を持った人が、カラーリングやブリーチ、パーマをすることで何もしないよりも早くハゲるのか？
というところですが、これもそこまで影響はなさそうです。
たしかに髪の毛や頭皮に刺激は強いですが、毎日カラーリングやパーマをするわけではありません。
むしろ毎日行うシャンプーや、喫煙・飲酒、食生活の方がよほど影響します。
薄毛の人は逆に髪の毛の色を明るくすることで、ハゲを目立たなくさせたり、オシャレに見せることができます。
薄毛になったら逆にブリーチやカラーリングで髪の毛を染めた方が、カッコいいのです。
ですので、カラーリングやブリーチ、パーマでハゲる心配はあまりしなくて良いでしょう。
そもそもハゲを気にするのであれば、根本的な対策をするしかないのです。
