iQOS(アイコス)の喫煙は薄毛の原因になるのか?

タバコは体に悪い!ハゲにも育毛にも悪い。

そんなこと分かっているけど止められない・・・。それがニコチン中毒の恐ろしいところ。

でもiQOS(アイコス)なら有害物質の90%以上をカットすると聞いて、iQOS(アイコス)を吸い始めました。

まさか体に悪くないと言われるiQOSなら、薄毛になるはずがないと思い一日1箱吸いました。

そして結局半年でハゲが再発しました。

一時ハゲだった僕がこんなにフサフサになり、美容室に行っても「全然髪の毛の量ありますよ!」と言われたのに・・・

iQOS(アイコス)を吸い始めて半年で再び頭頂部がハゲてきてしまいました・・・。

iQOS(アイコス)を購入する際、「iQOS(アイコス)は紙タバコの有害物質を90%以上カットしていますので、ほとんど体に害はありません。」と言われました。

それなのに、僕は吸い始めて半年で髪の抜け毛がどんどん増え、再び頭頂部が薄毛になってしまったのです。

他に原因があるのではないか・・・?と考えましたが、薄毛対策は以前どおり続けていたし、他にこんなに毛が抜ける原因が見当たらないのです。

iQOS(アイコス)を吸い始めた経緯

僕は18歳の頃から喫煙していました。当時吸っていたのはマイルドセブンライト。

通称マイセンライト。

当時はまだ230円で売っていました。

1日半箱~1箱のペースで喫煙してきたので、そこまでヘビースモーカーではありませんが愛煙家でした。

しかし喫煙生活10年目の27歳の頃、頑張って禁煙する事に成功し、以来7年間タバコを止めていました。

僕の薄毛が本格化し始めたのもちょうどその頃です。

そして禁煙後は、薄毛は緩やかになっていきましたが、結局34歳でかなり薄くなりました。

その辺のお話はコチラ→若ハゲ予備軍だった私がついにハゲた

その後37歳で様々な薄毛対策によりハゲがかなり改善した後、iQOSという物が誕生しました。

完全にタバコを断ち切っていた僕ですが、「身体に悪くないらいいか」という軽いノリでiQOSを購入してみました。

最初はそんなに吸うつもりはなかったのですが、気づいたら再びニコチン中毒に陥っていたのです。

そして半年後、髪の毛は再びこうなっていました。

せっかく薄毛が改善されたのに、なぜまたハゲて来てるんだ・・・。

最初はiQOSが原因である事に気づきもしませんでした。

しかし他の薄毛対策を続けていたため他に原因が見当たらず、ある日「もしかしてiQOSの喫煙が原因か・・・?」と思ったのです。

ちなみに私が禁煙に成功した記事はこちらです私が禁煙成功した方法!ハゲの原因の喫煙をやめる

薄毛の原因はニコチン

iQOSは煙に含まれるタールが無くなる事で、身体に害になる発がん性物質を抑えると言っています。

しかしニコチンはきちんと吸収できるようになっています。

iQOS(アイコス)の見解だとニコチン自体はそんなに身体に害になる発がん性物質はないという主張なのですが、色々調べるとこのニコチンは十分に有害物質であると分かったのです。

そして薄毛になる原因として十分な根拠があったのです。

なぜなら薄毛の原因はタールよりもニコチンにあったからです。

喫煙(ニコチン)は男性ホルモンを増加させる

喫煙すると薄毛(AGA)の原因になる男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が増えるという調査結果があります。

ジヒドテストステロンの量を喫煙者と非喫煙者で比較したところ、喫煙者の方が非喫煙者よりも13%も高い数値だったそうです。

「ジヒドロテストステロン」がハゲの原因である詳細は→性欲が強いとハゲる?薄毛の原因は男性ホルモン

この調査結果は喫煙がハゲの原因となる確固たる証拠です。

つまりiQOS(アイコス)だろうと紙タバコだろうと、ニコチンを吸収している人=タバコを吸っている人は吸っていない人に比べてハゲ要因が増えるということなのです。

 ニコチンは頭皮の血行に悪影響を及ぼす

ニコチンは、体内に取り込むと自律神経を刺激して体中の毛細血管を収縮させ血行が悪化します。

これはもちろん頭皮の毛細血管も同じです。

育毛にとって血行促進が重要なのは、知っている方も多いと思います。

髪の毛は血行を良くすることで、頭皮の毛穴の奥まで栄養を運び、髪の毛を成長させることができます。

しかし血管が縮小してしまうと栄養が毛穴の奥まで届かず、結局は毛根が衰退してしまうのです。

人間の身体は良くできていて、栄養が足りない時に、髪の毛や爪など人間の生命の存続に関わらない部分というのは、栄養を後回しにされてしまいます

生命の存続に必要な部分から優先的に栄養が回るようになっているので、結果として髪の毛は優先順位が低く、他の部分にも増して栄養が行き届かないのです。

また、毛母細胞の働きも弱まり、髪の毛自体もコシのない細い猫っ毛のようになり、薄毛にますます近づいて行くのです。

喫煙(ニコチン)はビタミンを破壊する

タバコを吸うとビタミンを破壊するというのは知っている方も多いでしょう。

タバコ1本でビタミンCは約25mgも失ってしまうと言われています。

だから風邪の時などは吸わない方がいいですし、ニキビなどもできやすくなります。

実際iQOSを吸い始めてから、口の周りにニキビが頻繁にできるようになったり、口内炎ができる頻度も増えました。

このビタミンは薄毛にも大きく関係しています。

ビタミンCには栄養の吸収を促進させる機能があり、ビタミンEには血行を良くする機能があります。

この2つが破壊されるという事は、血流が悪くなり、さらに栄養も届きにくくなるというダブルのダメージで頭皮に影響してしまうのです。

また、ビタミン不足によりイライラしやすくなりストレスが溜まります。

ストレスもまた薄毛の原因になりうるのです。

 喫煙(ニコチン)は肝臓に負担をかける

肝臓は非常に重要な人間の臓器です。

肝臓は体内に摂取した糖、タンパク質、脂肪などの栄養素を、体内で使える形に変換して貯蔵し、必要な時にその栄養を供給する役割を持っています。

また、身体に入ってくる有害物質を分解、解毒します。

喫煙をすると、まず有害物質を解毒するために肝臓は大きなエネルギーを使います

そのため多くの負担を強いられ、場合によっては肝機能が低下します。

肝機能が低下すれば栄養の変換・供給機能も落ちますので、特に栄養分配の優先順位が低い髪の毛に、栄養が行き届きにくくなってしまうのです。

また喫煙によって、血中に肝臓から作り出される「悪玉コレステロール(LDLコレステロール)」が増加します。

血中の悪玉コレステロールは、量が多いと動脈硬化を引き起こすと言われています。

これもまた血行不良の原因となります。

肝臓も薄毛に大きな関係があったのです。

iQOS(アイコス)を止めたら薄毛が改善された

結局iQOSでも全然薄毛に悪影響だという事がわかり、再度きっぱり禁煙しました。

そして3か月後、徐々に抜け毛は減り、髪の毛もしっかりコシがあるようになってきました。

先日取った写真です。

薄毛改善後

再び薄かった頭頂部に髪の毛が戻り、地肌が見える部分が少なくなりました。

露骨に効果が表れてびっくりです。

しかしまだまだ薄いので、再度気合を入れてフサフサの髪の毛に戻るようにがんばります!

ちなみに、思い立ってもなかなか出来ないのが禁煙。

そんな禁煙に成功した僕の方法は→私が禁煙成功した方法!ハゲの原因の喫煙をやめる

 

※ハゲには育毛剤よりもミノキシジルとフィナステリドの服用が圧倒的に効果があります。

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