20代からハゲそうだった

私は若い頃から髪の毛で悩んできました。

 

髪の毛が細くて猫っ毛でおでこが広かった私は、20代の頃から薄毛予備軍で「将来ハゲそう・・・」と友達に言われてきました。

美容師さんにも「抜け毛とか多い?若いうちから薄毛対策はしておいた方がいいよ」と忠告されたりしました。

 

しかし夜更かしばかりしたり、金髪にしたり、煙草を吸ったり、ハゲに悪いとされる習慣だらけで、30歳になった頃の自分なんて考えもせずに過ごしていました。

 

「薄毛じゃなくて髪の毛が細いだけなんだ・・・」

 

幸い父親は歳のせいか多少薄毛ではあるもののハゲてはいない。

しかしおじいちゃんは髪が薄かった。よくハゲは隔世遺伝と聞くが本当なのか・・・?

 

そんな事が頭にふとよぎる事もありましたが、20代で若ハゲになるとはこの時知る由もありませんでした。

美容室で鏡を見た時にハゲに気づいた29歳

頭頂部薄毛

26歳以降になると仕事が忙しく、ストレスばかりでコンビニ弁当の日々・・・。

相変わらずの喫煙や夜更かし。ハゲにとっては最悪の生活です。

 

しかし「さすがにまだ若いし、この歳でハゲるワケがない。」

そう思い、何の対策も予防策もせずに過ごしていました。

 

そんなある日、美容室で髪を切ってもらいました。

切り終わった最後に「こんな感じでいいですか?」と美容師さんが後頭部を鏡で見せてくれました。

 

そして鏡に写る自分の薄い頭頂部を見て、ショックを受けました

「え?つむじの周り、頭皮がモロ見えじゃん・・・」

 

ショックのあまり対して髪型も見ずに「はい、大丈夫です」と答えました。

 

薄毛のショックで早く鏡を下して欲しかったのです。

抜け毛だらけの35歳

さらに35歳になると一時期一気に抜け毛が増えました。お風呂に入ると湯船に大量の毛が・・・。

 

そして髪を手ですいてもすいても大量の髪の毛が手につく・・・

寝ていたベッドの枕に大量の髪の毛が落ちている・・・。

 

鏡を見るとおでこが広がり、全体のボリュームも薄くなっているのが分かる。

 

「ついに来たか・・・」

本当にそんな気持ちでした。

ハゲが失う物は髪の毛だけではない

これからは自分が自分でなくなる覚悟をしなければならない。

 

僕はもう、恋愛はできないし、人に「ハゲ」と後ろ指さされながら生きていくんだ。

 

コンパに行っても相手にもされないだとろう。

 

むしろ「なんでハゲが来るの?」って思われるんじゃないか?

 

友達だって「ハゲと一緒にいたくない」って距離を置かれるんじゃないか・・・?

 

好きな髪型もできない。

 

美容室に行って「どんな風にしますか?」と聞かれたら何て言えばいいんだろう。

 

いや、そもそも美容室なんて行ったら「なんでハゲが来るの?」って白い目で見られるんじゃないか?

 

田舎の床屋やQBハウスに行かなければ・・・。

 

それにオシャレも出来ない。

 

ピシッとしたジャケットと白い細身のパンツを着ても「ハゲなのに似合わない」って言われる。

 

サーファーみたいなデニムにブランドロゴが入ったTシャツで、さわやかな若々しい格好しても、きっとみんなに笑われる。

 

帽子を被れば「ハゲを隠している」と言われるだけ。

 

純日本人のモンゴロイド顔の僕は、ショーンコネリーやブルースウィルスとは違うんだ。

 

そんな人生が待っている・・。失う物は髪の毛だけにとどまらないはずだ・・・。

 

そして私は真剣に薄毛を改善させる方法を模索し始めたのです。

続く・・・・→そして現在