若い頃から猫っ毛で髪の毛が細く、いつかハゲるだろうと友達に言われていた私。

何の対策もせず不摂生な生活を続けてきたおかげか、29歳の時に美容室で地肌が見える薄い自分の頭頂部を見て、ハゲてきたことに気付きました。

ハゲ始めた29歳。対策してフサフサになった36歳。

29歳で本格的に薄毛になった私は、長い期間薄毛の自分と共存しましたが、なかなか受け入れることができず、35歳で真剣に対策を考えました。

しかしお金がない私は、AGA治療やアデランス、リーブ21などの通院は避け、なるべく自分で安上がりにハゲを改善させようと試みたのです。

 

その対策は見事に効果的で、36歳でフサフサの自分を手に入れることができました。

その様々な方法や対策を、ハゲに悩む皆さんにもシェアしようとこのサイトを立ち上げました。

29歳の頃の私の頭

下の写真は2008年。29歳の頃の私です。もう、明らかに髪の毛薄いですよね・・・笑

29歳にしてバイきんぐの小峠さんの相方か、ブラックマヨネーズの小杉さんみたいになっています。

29歳の薄毛の私

何とか髪の毛を立たせて逆モヒカン風にしていますが、ハゲはハゲ。

カッコいいとは言えません。

 

この頃は自分の写真を見るのも怖かったです。

だから写真も写ろうとせず、カメラから避けていたのでほとんど当時の写真も残っていません。

 

この頃は仕事もうまくいかずお金もなく、毎日ストレスだらけの毎日でした。

頭頂部ハゲ

今見ても恐ろしい頭頂部。悲しいほどにハゲ散らかってます笑。

 

いつかフサフサにしてやる!という希望を元に何枚かこのような写真を定期的に撮っていて良かった!

 

まだ20代。

すでに結婚し、子供も授かった後だったのでよかったですが、恋人もいない独身だったら、誰がこんなハゲと付き合ってくれるのでしょう。

 

いや、結婚したからと言って安心できません。

このまま進行していたら、今頃男として見られず、「一緒にいたくない」と言われ離婚をされていたかもしれません。

 

小学生になったかわいい娘にも「ハゲのパパとは一緒に居たくない!」と嫌われていたかも・・・。

娘が物心つく前に髪の毛がフサフサに戻って良かった・・・。

同級生にハゲと言われた30歳

30歳の頃にプチ同窓会に呼ばれました。中学生の頃の同級生です。5人くらいで集まりました。

 

薄い髪を何とか多く見せようとセットし、服装も清潔感あるピシッとしたジャケットを着て、鏡を見て「これならまだ若く見られるだろう!」と思って出かけました。

同窓会

しかし久々に会った同級生達に開口一番「どうしたの?老けたね。」と言われました・・・。

誰も異論を唱える人はおらず、「うんうん」とうなずいているようでした。

 

そしてその後お酒が入り、酔ってきた時に、ある男友達に頭皮をじっと見つめられ、「髪やばいね」と言われました。

何も言えずにただ苦笑していると、隣にいた他の女子に「そういう事言うんじゃないの!」と同情されました・・・。

「そんな事ないよ~」と言ってほしかったのに、やはりみんな心の中では「ハゲてる・・・」と思っていたのです。

 

悲しい現実を突き付けられ「やっぱり気のせいじゃなくて、俺はハゲてるんだ・・・」と落ち込み、その後同窓会などにも顔を出さなくなっていました。

22歳の頃はフサフサでした

ちなみにこれは2002年。22歳で大学4年生の頃の私です。

髪の毛はフサフサ。正直この頃も髪の毛は細く、猫っ毛で、「将来ハゲるかもよ」なんて言われたこともありましたが、気にもしていませんでした。

この頃は結構モテました笑

女性の反応は正直です。髪が薄くなり始めてからは、妻以外誰にも相手にされませんでした。

何とかフサフサにしようともがき苦しむ日々

29歳でかなり薄毛が進行していることに気づいてからは、ただただ祈る日々・・・。

AGA治療のためクリニックなどに通うと月3万円以上かかるという事で、お金もない私は本格的な治療には行けませんでした。

 

もちろんアデランスやリーブ21なども、「いつかは行きたいけど今は無理・・・」という状態。

 

ある程度安くできる対策はしました。

ハゲに効くと言うサプリを飲んだり、髪の毛のカラーリングを止めたり、シャンプーを変えてみたり・・・。

 

おかげで何とか薄いままキープし、本気のハゲにまで進行はせずに数年経ちました。

 

ちなみにこれは2014年。35歳の頃の私です。

ハゲ始めてから6年は髪の毛の量を薄いなりにキープできました笑

むしろ多少は増えているのかな・・・?

しかし「このままではヤバい、絶対にハゲたくない」と決意し、真剣に色々なハゲが改善する方法を模索し、1年間で対策の効果が出てフサフサになりました。

 

それから数年経ち、様々な対策をプラスしていった結果38歳の現在では、誰にもハゲと言われません。

 

先日、数年ぶりにバッタリ会った同級生の女子には「昔のままだね!若いね!」と言われました。

この言葉がどんなに嬉しかったことか・・・涙

2018年現在の髪の毛がフサフサになった私

つい先日、このブログに乗せるために自撮りした写真です。

もうハゲと言われません。フサフサで髪の毛もしっかりコシがあり、髪が伸びていても、セットして立たせてキープすることができます。

ハゲの原因

ハゲる原因のメカニズムは、医学で徐々に解明されつつあります。

ハゲ(AGA)のメカニズムを、まずは何となくわかってる事も大切ですが、それだけでは何の対策にもなりません。

メカニズムの詳細を知りたい方はコチラの記事をご覧ください。→性欲が強いとハゲる?薄毛の原因は男性ホルモン?

 

ハゲる原因を突き止め、対策するべきなのです。

 

ここで、よく巷で「ハゲる原因」と言われている物を紹介します。

薄毛の原因その1~食生活

髪の毛はケラチンというたんぱく質で出来ています。

タンパク質は約20種類のアミノ酸から成り立っていますが、そのうち9種類は必須アミノ酸と言って体内で合成できないため、食物から摂る必要があります。

ですからアミノ酸を豊富に含んだタンパク質を摂取しなければ、髪の毛を作り出すケラチンは生成されにくいのです。

牛乳、卵、肉、魚介類、大豆など高タンパク質の食物を、いつも摂取する事が大切です。

 

必須アミノ酸はバランスよく摂取しなければいけません。

サプリ等で特定の必須アミノ酸だけ摂取しても、他のアミノ酸が不足していたら意味がないのです。

 

アミノ酸やミネラルなどの栄養素は、内臓など生命の維持に関わる重要性の高い部分から回るようになっています。

内臓や脳、血液などから栄養素は使われていき、生命の維持に直接関わらない髪の毛や爪は後回しになります。

 

もしも栄養素が不足している場合、髪の毛などにまで栄養素が回らない事になるのです。

 

また、ケラチンを合成する際に、アミノ酸だけでなく必須ミネラルである亜鉛も必要になります。

ハゲに亜鉛は重要だが副作用で吐き気がする

 

やはりバランスの悪い食事ばかり摂っている方は、薄毛になってしまう可能性があるのです。

また、コンビニ弁当などに含まれる添加物や防腐剤も、薄毛になる可能性は否めません。

 

薄毛が気になる方は、栄養バランスなどを考えて食事を摂りましょう。

薄毛の原因その2~ストレス

ストレスを抱えた人はハゲるというイメージが強いですが、実はストレスと薄毛は関連性が低いと言われています。

ストレスが溜まる人ほど薄毛になるのかというと、そうでもないのです。

円形脱毛症(10円ハゲ)がストレスに関係するために、そのようなイメージになってしまった可能性があるのです。

 

ただし、ストレスを抱えたために、薄毛の原因を作ってしまう人もいると思います。

私もそんなうちの1人でした。→ハゲにストレスが関係した2つの理由

 

あくまでも直接的にストレス=薄毛になるという訳ではありませんが、間接的に睡眠不足になったり、飲酒量やタバコの量が増えたりと、間接的にハゲの原因になる可能性があるのです。

薄毛の原因その3~飲酒・喫煙

飲酒や喫煙はハゲの大敵と言ってもいいでしょう。

ハゲ(AGA)に悩む人は、飲酒や喫煙をできる限り控えた方がいいのです。

飲酒

まず飲酒ですが、アルコールを摂取すると肝臓はアルコールを分解しようと働き始めます。

 

肝臓は、アルコール分解をする臓器ですが、タンパク質などの合成などにも大きな役割を果たす臓器です。

しかし飲酒によりアルコール分解に忙しくなった肝臓は、タンパク質の合成がおろそかになってしまいます。

 

また、アルコール分解には多くの栄養素が必要で、その際アミノ酸やビタミンなどが使われます。

本来は体に必要な栄養素がアルコール分解で消費されてしまうのです。

アミノ酸は髪の毛の成分であるタンパク質の元でもあります。

 

 

そしてハゲにとって最も悪影響なのが、「アセトアルデヒド」の発生です。

 

肝臓がアルコールを分解する時に、「アセトアルデヒド」という有害物質が生まれます。

このアセトアルデヒドは、通常であれば最終的に肝臓によって分解されますが、飲酒量が多かった場合、分解しきれない場合があります。

 

このアセトアルデヒドは、ハゲの親玉であるジヒドロテストステロン(DHT)を増加させるのです。

 

また、アセトアルデヒドは深い睡眠を妨げます。

飲酒は寝つきがよくなるという方もいますが、実は睡眠の質は下がるのです。

睡眠は体の成長に大きく影響しています。当然育毛にとっても重要なのです。

喫煙

喫煙が体に悪いという事は誰でも知っています。ということは当然髪の毛にも悪いのです。

 

喫煙も飲酒と同様ハゲ(AGA)の原因ジヒドロテストステロン(DHT)を増加させます

ハーバード大学の実験によると、喫煙者は非喫煙者に比べ13%もジヒドロテストステロンが多い事が分かりました。

 

また、ニコチンは血管を収縮させるため血行不良の原因になります。

頭皮の血行は育毛に大きく関わってくるのです。

 

タバコの有害物質によりビタミンが奪われる事は、知っている方も多いと思います。

このビタミンも育毛には重要な役割を果たしているのです。

 

最近では電子タバコやIQOS(アイコス)、glo(グロー)などを吸う方も増えました。

しかしニコチンを吸収する以上、薄毛にとって悪影響を及ぼす可能性があるので注意です。

iQOS(アイコス)喫煙でもハゲた。ニコチンは薄毛の原因

薄毛の原因その4~性欲

性欲が直接ハゲに関わるとは言えません。

 

性欲が強い人=男性ホルモン(テストステロン)が多いというのは相対性がありますが、男性ホルモン(テストステロン)が多いからといって、即座にハゲにつながるわけではないのです。

 

ハゲたくないからセックスやオナニーを控えるという人がいます。

 

確かに男性は射精により、タンパク質や亜鉛を消費してしまいます。

しかし射精は、幸福ホルモンである「Bエンドルフィン」を分泌させるなど、身体にとって良い作用も多いのです。

 

性欲が強い人がいくらセックスやオナニーを我慢しても、男性ホルモンが減るわけではありません。

 

そしてセックスやオナニーをしたからと言って、ハゲの原因のジヒドロテストステロン(DHT)が分泌されるわけでもないのです。

詳しくは→性欲が強いとハゲる?薄毛の原因は男性ホルモン?

薄毛の原因その5~睡眠

夜型生活を送っている人や、夜更かしをする人はハゲやすいというイメージがありますが、実はそんなに相関性はありません。

 

しかし、寝不足や質の悪い睡眠はハゲ(AGA)の原因になります

 

人は睡眠している時に最も成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンが分泌されると、身体の様々な機能が修復されたり、細胞の代謝が行われます。

 

当然髪の毛の生育も同じで、寝ている時に最も代謝や生育、ケラチンの合成が行われているのです。

 

特に入眠後3時間以内のノンレム睡眠時に、最も多く成長ホルモンは分泌されます。

 

飲酒などで寝つきが悪く、睡眠の質が低い場合は、成長ホルモンの分泌も少なくなります。

また睡眠時間が短い生活を送っている場合も、十分な成長ホルモンの分泌がなされず、修復や代謝の低下につながるのです。

 

寝る時間が短い人や、寝る前に飲酒を始めお菓子やご飯などを食べる人は、生活を見直した方がよいでしょう。

詳しくは→夜更かし生活はハゲるのウソ 睡眠と薄毛の関係

薄毛の原因その6~遺伝

遺伝はAGA(男性型脱毛症)に大きく影響していると言われています。

 

最近の研究では「薄毛遺伝子」というものの存在が明らかになっています。

この薄毛遺伝子は「デンセイホルモン受容遺伝子」というもので、母方から遺伝すると言われています。

 

父親ではなく、母親の親族を見れば、「デンセイホルモン受容遺伝子」が自分にも受け継がれる可能性があるかどうかわかるのです。

最近では「デンセイホルモン受容遺伝子」を自分が持っているのかどうか、調べる病院やキットもあるようです。

 

AGA(男性型脱毛症)の原因の4分の1はこの遺伝子だと言われています。

 

遺伝はどう頑張っても避けることができません。少しでもハゲの進行を抑えるようにしなければいけません。

 

詳しくは→ハゲと遺伝の関係はあるのか?

薄毛の原因その7~運動

運動をすることで筋力が上がり、男性ホルモンであるテストステロンは増加します。

このテストステロンが「ジヒドロテストステロン」に変化するとハゲになると言われています。

 

では運動すると、ハゲやすくなるのかというとそうではありません。

 

一概に男性ホルモンのテストステロンが増えるほどハゲになるというわけでもないのです。

 

むしろ適度な有酸素運動は、ジヒドロテストステロンの生成を抑えてくれます。

なぜなら発生したテストステロンが、運動によって増加する筋肉や骨などの生成に消費されるからです。

 

30代、40代になっても運動して身体が引き締まっている人は若々しく見えます。

これは実際運動する事で代謝が良くなったり、βエンドルフィンという脳内ホルモンが分泌されることでストレスが軽減され、肌がきれいになったり体が若くなったりするのです。

 

また筋肉が増加すれば、代謝が上がり脂肪がつきにくくなり、血行が良くなることで血液もサラサラになり、疲労も取れやすくなり、骨なども若返ります。

 

しかし過度な運動は注意です。

マラソン選手やボディビルダーのような、行き過ぎた筋力トレーニングは、男性ホルモン(テストステロン)を著しく増加させます。

また過度な有酸素運動は体内に活性酸素を大量に発生させます。

活性酸素は体の老化を促進させますので、当然ハゲにとってもよくないのです。

 

ただし、適度な運動をすればハゲが改善できるのかというと、そこまで顕著に効果があるわけではありません

運動不足がAGAを促進する可能性はありますが、運動が根本的なAGA(男性型脱毛症)改善策とは言えないのです。

薄毛の原因その8~シャンプー

シャンプーがハゲを促進させる可能性は大いにあります。

 

食生活(飲酒も含む)とシャンプーが、ハゲを促進させる2大要因と言ってもいいでしょう。

 

市販の多くのシャンプーは、石油から作られた合成界面活性剤を使っています。

この合成界面活性剤で洗浄し、頭皮にダメージを与え続けることで、髪の毛の育成を抑制している可能性があるのです。

 

ですから本来は、シャンプーなど使わなくてもいいですし、使うとしても育毛シャンプーやアミノ酸シャンプーを使った方がいいのです。

 

詳しくは関連記事をご覧ください。→

シャンプーは頭皮にダメージ薄毛に悪影響

アミノ酸系シャンプーが育毛にいい理由

育毛シャンプーは薄毛に効果ないが頭皮に良い

進行したハゲを根本から治す方法

以上の8つの原因のように、様々な原因が絡み合って、ハゲは出来上がります。

 

しかし、薄毛というのは悲しい事に、これがハゲの原因だからこれを止めればフサフサになる!という訳ではありません。

いくら対策をしてもハゲる人はハゲますし、ハゲない人はハゲないのです。

結局ハゲる人はハゲるという悲しいデータ

 

進行が進んだAGA(男性型脱毛症)は、いくら生活習慣を改善しても、高いお金を出して育毛剤をつけても、サプリを飲んでも、シャンプーを変えても、気休めにしかなりません。

 

本来ハゲを根本的に治すには、自毛植毛かこの方法しかないのです。↓