体毛が毛深い男ってハゲそう
毛深い男はハゲそう・・・。そんなイメージが世の中に定着しています。
そのイメージは事実なのか?嘘なのか?
結果から言えば残念な事に関連性はあります。しかしそれが絶対というわけではないのです。
タレントで役者の小倉久寛さんをご存知ですか?
毛深いのは腕や眉毛を見れば明らかですが、60歳を過ぎてもハゲていません。
また、芸人のガレッジセールのゴリさんも、腕毛などを見るとかなり毛深いですけど全然ハゲていないどころか、毛が多くフサフサに見えます。
ピースの綾部さんや、役者の山田孝之さんも、胸毛などすごくて毛深い印象がありますが薄毛ではなさそうです。
若いのもあるかもしれませんが、むしろ他の人よりもフサフサしているように思えます。
そういう風に、毛深いのに髪の毛も多い人もたくさんいます。
その一方で、芸人のペナルティーのワッキーさんや江頭2:50さんのように、体毛が毛深くてハゲてきている人もたくさんいますよね。
その違いは何なのでしょうか?
毛深い人は男性ホルモンの分泌が多い
毛深い人は男性ホルモンが多いと言われています。
なぜなら、体毛は男性ホルモンである「テストステロン」と強い関係性があるからです。
(ちなみに髪の毛やまつ毛、眉毛は女性ホルモンとの結びつきが強いです。)
女性も歳を取ると男性ホルモンが増加し、体毛が毛深くなったり、髪の毛が薄毛になったりするって聞きますよね?
男性ホルモン(テストステロン)が「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくと「ジヒドロテストステロン」に変化します。
そしてこの「ジヒドロテストステロン」こそがハゲの親玉と言われているのです。
しかし男性ホルモン(テストステロン)が多いからといって、ハゲの親玉ジヒドロテストステロンが増えるとは一概に言えません。
問題は5αリダクターゼという酵素が多いか少ないかが一番の問題です。
むしろ男性ホルモンを増やした方がハゲを改善できる場合だってあります。
詳しくは性欲が強いとハゲる?薄毛の原因は男性ホルモン?でご覧ください。
結局は、環境やストレスによる男性ホルモンのバランスの変化で5αリダクターゼが増え、結果的にハゲてしまう事が多いのです。
ですから毛深い人も、5αリダクターゼが少なければ薄毛になりにくいし、毛深くない人も、5αリダクターゼが多い人は薄毛になる人はなってしまうのです。
毛深い人はハゲになる確率が高い
しかし相対的に見れば、やはり毛深い人の方が、男性ホルモン(テストステロン)の分泌が多いわけです。
結果、ジヒドロテストステロンが分泌される確率が高くなるため、薄毛になる確率も高まります。
ですので、自分が毛深いと思っている人は、今フサフサだからと言って安心してはいられないのです。
毛深い人って、若い時はフサフサでむしろ剛毛で毛が多いのに、歳を取って中年になると一気にハゲ始める方も多いです。
それは、加齢やさまざまな環境によって男性ホルモンが減少し始めて、5αリダクターゼとの結合が多くなり、結果ジヒドロテストステロンが増えるのが原因です。
ですから男性ホルモンが減らないように運動したり、ストレスのない生活をしたり、食生活など規則正しい生活を送る事で、毛深くてもハゲないようにキープしなくてはいけません。
それでもハゲる人はハゲますので、毛深くて男性ホルモンが多そうな人は、少しでも薄毛が気になった時点で、薄毛を改善させる対策をしてきましょう。
体毛が濃いからと言ってハゲになると悲観しない
「どうせ俺は毛深いから将来ハゲるんだ・・・」
そんな悲観的なイメージを持ってしまうのはよくありません。
なぜならその悲観的将来像は、ストレスになります。
ストレスはハゲにとってよくありません。
また、長年抱くイメージは、着実にそのイメージを引き寄せてしまいます。
男性ホルモンが多くて毛深くても、ストレスや生活環境を変える事でその可能性は減るのです。
また、きちんと育毛対策をすることでハゲを食い止めていくしかないのです。